シチリア第二の都市カターニャ。
エトナ山からの溶岩が冷えてかたまったこの近辺の石はダークグレーだそうです。
なので、その石を利用してつくられたこのカターニャの町全体は、濃い目のグレーのイメージ。

空のいろ、どうやったら、こんなえも言われぬ色がつくれるんでしょう。
写真の技術がなくて、かなしいです。 縮小や加工を覚えなくては。

B&Bをやっている若いお嬢さんは、宿泊客へのコーヒー一杯、一杯に、真心をこめていました。
マシーンに顔をくっつけるようにして覗き込み、抽出の具合を深いため息と、自分への評価をくだしながら
楽しんでいるようなのです。
カプチーノを頼んだわたしのカップに向かい、2度3度 ”ファンタスティックだわ~!”とその出来具合に
満足げ。


きっと、彼女は、ファンタスティック!!なB&Bを、やりたい、と、念願していたのでしょう。
数室のB&Bは、彼女のテイストに合わせて、一部屋一部屋、楽しげにコーディネートされていました。
郵便局への道を尋ねた私に、一生懸命に英語で、説明してくれるんですけれど、ひとことひとこと
言う度にこの英語で、正しい?これであってる?って聞きながら、説明してくれるんです。
そういえば、シチリアにいるあいだ、東洋人は英語を使うものと思われているのか、英語で話しかけられ
そのあとで、この英語でいいのかしら?と、質問されることは、よくありました。。。(とほほ、修正を加えて
あげるなど、とんでもないこと、です~。。。と。おもっていましたら)
カターニャの駅から、電車に乗ってきた大学生の女の子が私に、”この、電車で間違いないわ。安心して”
と、いうつもりのところを、
”あんしんして”を” BE QUIET” と。 えええ~。”お黙りなさい??” (笑)

どことなく、くすんだ色合いで、最初ちょっと、とっつきにくい印象の町した。
でも。。ここは本当に大きな都市なのかな、とおもうくらい、カターニャで接した方々は
純朴で、あたたかでした。日本が好き、日本のアニメが好きという人たち。
見知らぬ日本人に、平気で一時間くらい話し込んでいきます。
メーターを上げずに、納得いくまで案内を続けてくれたタクシーの運転手さんたち。。
最初に料金交渉をしておかないとイタリアの大都市では
ぼったくりの運転手さんに引っかかる、と、疑心暗鬼だった自分を恥じました。
そういえば、今回、パレルモの運転手さんたちも3人とも良心的でしたっけ。
もう一度ゆっくりカターニャへかえりたい。、カターニャの運転手さんと約束しました。
イタリア語で、とても好きな言葉です。
日本語で、もう一度イタリアを訪れたい。もう一度イタリアへ行きたい。というところを
イタリア語で、訪れたい、行きたいでなくて、イタリアへ帰りたい。 帰る。ということ。
イタリア人たちに、今度、いつイタリアへ帰る?といわれると、自分にもう一つの故郷が
あるような錯覚に、ちょっとうれしい思いをすること、イタリアを訪れた外国人にはあるのかも
知れません~♪
